私は65才の鍼灸師です。
鍼灸師の私の目で見たウツについて書いています。
元々私達日本人は感性が豊かですので、話さなくても何
となくわかるし感じることが多かった。
今は、この何となくわかる、
感じるという感性が乏 しくな っている。
そのため、感性が豊かな人が心を病んでいるのです。
鍼灸師から見たウツの薬 [ウツの薬]
ウツの症状の方が鍼治療を望む場合は、ほとんど精神科や心療内科の
診察を受けているので、当然薬を飲んでいる。
私は鍼灸師なので薬の効果や服用のしかたは分かりません。
薬について私が患者さんに話すのは、
医師の処方される薬を指示通りに飲むこと。
それと、心身の状態の変化や副作用などを正確に、
診察の時に伝えること、だけです。
医師は薬についてプロです。プロの言うことはあなたの周りの
素人の言うことや、あなたの知識より正確です。
「プロの知識や経験を利用した方が得」
抗ウツ剤や精神安定剤などの薬はデリケートらしいので、
あなたに合う薬を処方されるまで遠慮なく医師と相談することが大切。
そのためにも何でも相談できる医師を探すこと。
医師はたくさんいます。一人一人考えが違うし、
あなたと合う医師もいます。相性も大切ですよ。
薬の副作用が強く出た時は、電話でもいいから遠慮なく医師に
相談すること。
薬を自分の考えで急に中断したり飲み方を変えたり、
飲む量を少なくすることは、当然危険なこと。
鍼だけで治らないかと相談を受けるのですが、
早く確実に治すためには、鍼と薬を併用することを勧めています。
薬を嫌う人が多いが、私は嫌いな薬もうまく利用して、
最終的に薬を飲まなくていいようになれば良いんじゃないかと思う。
実際、薬を飲まなくても良い状態になった人も多い。
近眼や老眼の方が眼鏡をした方が生活が快適になるでしょう。
ウツの方、鍼も灸も薬も利用したほうが快適になると思いませんか。
ウツの方は医師や鍼灸師との相性が大切です。
私の鍼灸施術と合う方で薬をうまく利用出来た方は、通常は薬がいらない程度まで回復しています。
私の鍼の考えは日中はり治療院のホームページを参照してください。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/iikaze/
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